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社員寮のデメリットと注意点 〜住み方を考える前に知っておくべきこと〜

社員寮付きの仕事が決まっても、寮での暮らしはなかなか想像しづらく、不安に感じている方もいるのではないでしょうか。
社員寮は、福利厚生の一環で社員向けに企業が提供する住居です。そのため、家賃や光熱費を抑えることができるといったメリットがあります。
また、社員同士での交流が活発になり、チームワークが生まれて仕事が円滑に進むことも寮生活の大きな魅力です。

しかし、先輩や同僚と同じ屋根の下で暮らすことにはデメリットもあります。

こちらの記事では、社員寮で生活する上でのストレスやトラブル、生活環境面でのデメリットについてご紹介いたします。

社員寮のデメリットと注意点 〜住み方を考える前に知っておくべきこと〜

プライバシーや自由度の制限

寮生活で一番気になるのは、プライバシーの面ではないでしょうか。
キッチンやリビングなどは共用のスペースであることがほとんどで、誰が何をしているのかがどうしても目に入ってきてしまいます。
また、会社の人と勤務形態が同じだと、生活リズムもどうしても一緒になってしまいます。
洗濯機や浴室が好きな時に自由に使えなかったり、「常に人に見られているかも」という感覚にストレスを感じることもあるでしょう。

さらに、自分の部屋がある場合でも、話し声や物音が聞こえてしまったり、仲が良いあまり同僚が無断で部屋に入ってくることも。
仕事の関係もあるので、注意しずらいと感じる人もいるのではないでしょうか。

社員寮でプライバシーを完全に確保することはなかなか難しいことです。
人との距離が近いことに抵抗がある人、プライベートはのびのびと過ごしたいという人には大きな負荷が掛かる環境となるでしょう。

また、寮によっては宿泊時間や外出時間が制限されていることもあります。
これは、セキュリティー面から決まった時間に施錠をする必要があるからです。
自由な時間を制限されることを窮屈に感じてしまうかもしれません。

その他にも、異性の立ち入り禁止や来客の制限など寮によって様々なルールや規律があります。これらのルールを守らないと、寮のルールがさらに厳しくなり他の人に迷惑が掛かったり、強制退去を迫られるケースも。
ルールの有無や内容をしっかり確認して、規律正しく生活することをこころがけましょう。

騒音やトラブルへの対応が必要

社員寮では様々な人が暮らしているため、トラブルはつきものです。

よくあるトラブルの1つに騒音問題があります。

様々な人が暮らしている環境では、大人数で騒いだり、走り回るなどの明らかに迷惑となる騒音が起こることもあります。一方で、足音や話し声、掃除機の音など生活するうえで必ず出る音も、時間帯や受け取り手によっては騒音と感じるでしょう。

共同生活をしているので、ある程度の生活音は受け入れる事が大切です。
しかし、音が気になり眠れなくなったり、過度なストレスに感じる場合は、日常生活だけでなく仕事にも支障をきたすこともあります。

また、騒音のような人によるトラブルだけでなく、設備のトラブルも起こるでしょう。
「エアコンが故障した」「ネットが使えなくなった」「鍵を紛失してしまった」など設備のトラブルは多岐に渡ります。

どのようなトラブルが起こった場合でも、必ず管理人や会社に報告しましょう。

騒音トラブルの場合は、共用スペースの使い方やマナーの見直しなど、可能な限り対応してもらえることもあります。
また、設備トラブルも自分で業者を呼ぶと修理代金などで揉める可能性も。
必ず管理人や会社を通して業者を呼んでもらいましょう。

生活環境の課題

社員寮は、部屋の広さや立地などの生活環境による不満を感じることもあります。

社員寮の広さや間取りは企業によって様々ですが、一人暮らしの場合はワンルームがほとんどでしょう。机やテレビなどを置くと、くつろげるスペースはわずかになってしまいます。
そうした狭い部屋で過ごすと閉塞感からストレスを感じたり、気が滅入ることも。
さらに、狭い空間では空気の循環がうまく行かず、ハウスダストやダニなどによるアレルギー疾患を引き起こしたりと健康面にも影響を与えかねません。

また、社員寮は自分で住む場所を選ぶことができません。
会社の近くに建てられていて通勤が楽な反面、市街地から遠い場合は買い物に不便だったり娯楽が無くストレスの発散ができないことも。

立地を含めた生活環境も入寮をする前に、検討すべき条件のひとつです。

入寮する前と後で大切な事

社員寮のメリットは、生活費を抑えられるだけでなく、人がいるので安心して生活ができたり、仲間と楽しい時間を過ごせるといったこともあげられます。
入寮前には必ずメリットとデメリットの双方を把握し、自分に合った住み方を選びましょう。
また、入寮した後は、一人の社会人としてしっかりと自己管理を行い自立した生活と、挨拶やちょっとした会話を交わすなどのコミュニケーションを住人同士でとることが暮らしやすい環境をつくりあげることにつながります。

社員寮での暮らしについてしっかりと調べ、快適な寮生活を送りましょう。

https://www.hibiyato.co.jp/recruit/

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