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空調設備で求められる資格とは?おすすめの資格一覧

これから空調設備関連の仕事に就職する方は、どのような工事内容であるかを把握しておく必要があります。
また資格を取得しておけば、面接が有利に働くことにもつながるでしょう。
とはいえどのような資格を取得すればよいか分からない方も多いのではないでしょうか。

本記事では空調設備工事で求められる資格を紹介します。
これから空調設備工事に勤める予定の方はぜひ参考にしてください。

空調設備で求められる資格とは?おすすめの資格一覧

空調設備工事とは?

空調設備工事は、普段見かける機会が少ないものです。
そのため、どのような仕事内容なのか想像がつかない方も多いのではないでしょうか。
空調設備工事は建物の温度・湿度維持、空気の循環などを行う機器の設置や修理などを行う仕事です。

一般住宅から店舗、駅などの公共施設の空調など、仕事範囲は多岐にわたります。
分かりやすい例を挙げると、エアコンの取り付けや換気扇の修理などが空調設備工事に該当します。
その他にもヒートポンプやボイラーなどの熱源設備の取付や、送風機やダクトを使って熱を

移動する熱搬送設備の設置、エアフィルターや加湿器などの空気調和設備の設置なども仕事内容の一つです。
空調設備は快適な生活を送るうえで欠かせません。
普段空調設備工事を気にして見ることは多くはありませんが、人々の生活に身近な仕事でもあります。

空調設備で求められる資格

それでは、空調設備で求められる資格はどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは10項目を紹介します。

管工事施工管理技士

管工事施工管理技士とは配管に関する国家資格です。
ガス配管工事、水道配管工事、ダクト工事などの施工、または現場責任者として活躍できます。
管工事施工管理技士は1級と2級にわかれており、1級であると監理技術者としても活躍できます。

しかし専門の大学を卒業していることや、技能検定合格者で、10年以上の実務経験があるなどの条件をクリアしなければ受験できません。
2級であれば技能検定合格者で、4年以上の実務経験が求められます。

詳しくは1級管工事施工管理技術検定 | 一般財団法人 全国建設研修センターをご確認ください。

電気工事施工管理技士

電気工事施工管理技士は、照明設備、変電設備、送電線工事などの施工図の作成や施工管理、監督業ができる資格です。
1級と2級にわかれており、受注できる金額が4,000万円を境に変わります。
資格の詳細については以下を参考にしてください。
令和5年度 1級電気工事施工管理技術検定のご案内

冷凍機械責任者

冷凍機械責任者とは、高圧ガス製造保安責任者のひとつであり、一定以上の冷凍設備を有する事業所で役立ちます。
資格は第1種から第3種までにわかれ、保安できる冷凍能力が異なります。
資格の詳細については以下を参考にしてください。
国家試験のお申込み | 高圧ガス保安協会

エネルギー管理士

省エネ法によって定められた国家資格です。
エネルギー使用量の合理化を目的とした設備の管理や監視、改善などを担う資格です。
資格の詳細については以下を参考にしてください。
ECCJ 省エネルギーセンター / エネルギー管理士 目次

建築物環境衛生管理技術者

別名ビル管理士とも呼ばれ、建物衛生法に基づき建築物の環境衛生が適正に行われているかを監督する国家資格です。
監督する環境衛生の中には空調設備も含まれています。
資格の詳細については以下を参考にしてください。
建築物環境衛生管理技術者講習会

電気主任技術者

経済産業省管轄の国家資格であり、事業用の電気設備の工事を行う際に監督業務として活躍する資格です。
電気設備の中には空調設備の施工も含まれているため、発電所や変電所、工場、高層ビル等の工事で役立ちます。
資格の詳細については以下を参考にしてください。
電気技術者試験センター

ボイラー技士

熱源設備であるボイラーの操作や点検ができる資格です。
特級・1級・2級にわかれており、扱えるボイラーの大きさが異なります。
資格の詳細については以下を参考にしてください。
受験資格(二級ボイラー技士)

電気工事士

空調設備に関する電気系統の工事を行うことができる国家資格です。
第1種と第2種にわかれており、工事範囲が異なります。
資格の詳細については以下を参考にしてください。
第一種電気工事士試験 | ECEE 一般財団法人電気技術者試験センター

冷媒フロン類取扱技術者

フロンガスなどが入った業務用エアコンの整備などを行うことができます。
オフィスのエアコンの定期点検などを行う際に必要となる資格です。
資格の詳細については以下を参考にしてください。
冷媒フロン類取扱技術者制度

認定電気工事従事者

経済産業省が電気工事法に基づき認定している資格です。
自家用電気工作物を取り扱う際に必要です。
資格の詳細については以下を参考にしてください。
認定電気工事従事者認定講習

未経験なら働きながら取得するのも手

空調設備工事に関する資格は、受験資格として実務経験が必要なものが多いです。
そのため、仕事をしながら取るようにしましょう。
また未経験者であってもアルバイトを募集している企業も多いです。

すぐに就職するのではなく、アルバイトとして経験を積み、技術力と知識を高めておくのも一つの方法です。
さらに資格受験に対してサポートしてくれる企業もあります。

受験費用や受験対策などを会社の方で負担してくれるため、資格を取得したい方は企業のホームページで確認してみましょう。

まとめ

空調設備工事は人々の生活に欠かせない工事です。
資格を取得しておけば、仕事の幅が広がり、より多くの方の生活環境の快適さに貢献できます。

空調設備工事に関する資格はさまざまあり、自身が身に付けたい資格を目指してみましょう。
また未経験者であっても仕事をしながら行えば知識が身につくため、資格取得に前進します。
興味のある方はアルバイトなどから初めて見ても良いでしょう。

https://www.hibiyato.co.jp/recruit/

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